台風20号が23日夜から24日前半にかけて、西日本に最接近となります。暴風や大雨に厳重に警戒をしてください。
台風20号は22日深夜の段階で「非常に強い」勢力で、西日本に接近しています。22日夜の気象庁の進路予想では、23日夜に四国に上陸した後、岡山県方面へ抜けるコースが中心線です(ずれる可能性あり)。台風は勢力が強く、四国全域や中国地方といった直撃を受けそうな地域では、暴風や記録的な大雨による河川の増水や土砂災害に、特に厳重な警戒が必要です。
7月の西日本豪雨の被災地も心配ですが、近畿では兵庫県も心配です。台風の中心の東側に入ると、非常に激しい雨が降り続き、兵庫県南部では23日18時からの24時間雨量の予想が、多いところで300mm~500mmという、とんでもない数字が予想されています。激甚な災害が発生する恐れもあるほか、暴風が吹き荒れます。時中の避難が困難になることが予想されますので、明るいうちに安全な場所に避難をして身の安全を確保してください(直撃を受ける地域も同様です)。京都でも、台風により近い府北部を中心に雨風の急激な強まりには警戒は必要です。京都市街地も油断はできません。しっかりと雨戸は閉め、風雨に備えてください。風の圧力は、風速の2乗に比例します。つまり、風は風速が大きくなると、危険性が急激に増す性質があるため、決して侮らず準備をしておいてください。台風情報は最新のものをご確認ください。
散策・講座のお知らせ
※散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。
- 8月31日(金)【受付中!】
北政所ゆかりの名庭を楽しむ圓徳院と涅槃図に出会う利生堂へ - NHK文化センター京都教室で受付中!
京都の魅力を徹底解説!プロガイドが教える定番から穴場まで - NHK文化センター梅田教室で受付中!7月~9月の新企画!1回のみのお申込みも可
四季の京都を楽しもう!~プロ観光ガイドと歩く散歩道~ - 講座資料を販売中!
京都講座の過去資料を販売しています。
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。