丹後の化粧地蔵

化粧地蔵
京都府北部の丹後地域では、芸術的な化粧地蔵が多数見られます。

化粧地蔵京都では街々にお祭りされているお地蔵様。8月24日前後の土日には地蔵盆が行われますが、子どもたちによってお地蔵様に化粧がほどこされる場合があります。京都市街地ではあまり派手に色を塗ることは少なく、私が踏査した範囲では西陣界隈に特に派手なお地蔵様が見られますが、お顔だけなど控えめなものが多い印象です。

化粧地蔵一方、丹後地域にはカラフルで全身から光背に至るまで見事に装飾された、圧巻の化粧地蔵たちを目にすることが出来ます。個人的にはもはや芸術作品の範疇だと思っていて、この化粧地蔵の文化にはたいへん興味があります。私自身は未確認ですが、丹後地域のみならず、若狭や兵庫県北部の地域にもカラフルな化粧地蔵の分布は広がっているようです。ということで、今回の写真は丹後地域で見かけた化粧地蔵の数々を掲載。どれも感嘆するほど素晴らしい。子どもを守って下さるというお地蔵様が優しく微笑んでいます。私の手元には、行く先々で撮ってきた化粧地蔵の写真がまだまだ大量にありますので、また折を見て掲載するかもしれません。

化粧地蔵
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「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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