一年間限定の福知山光秀ミュージアム

福知山光秀ミュージアム
先日、福知山の「福知山光秀ミュージアム」を訪れました。

福知山城今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公が明智光秀。福知山城は、丹波平定を行った明智光秀が、前身の横山城を当時の城郭建築の粋を集めて改築し「福知山城」と改めたものです。天守閣や広大な二の丸御殿などの多くの建物は、明治4年の廃藩後次々に取り壊されており、現在は天守台から本丸にかけての石垣や井戸、番所などが主に伝わります。

福知山光秀ミュージアムお城の麓にある佐藤太清記念美術館の2階が「福知山光秀ミュージアム」として2020年1月11日にオープンしました。こちらは大河ドラマ館という扱いではありませんが、企画展で「麒麟がくる」の展示も行われています。さらに福知山と光秀の関わりについては、リニューアルされた福知山城内と一緒にご覧いただくとよくわかるでしょう。NHKさんも関わっている映像もご覧いただきながら学ぶことができます。

福知山光秀ミュージアム光秀は、福知山城下では地子銭(屋敷にかかる税)を免除して商業を盛んにし、領民をいたわったと伝わり、御霊神社では祭神として祀られるなど、福知山ではとても大切にされています。お城の石垣は転用石が多い部分が光秀時代のものとされ、当時に思いをはせることができます。「福知山光秀ミュージアム」は来年1月11日までの期間限定ですので、ぜひこの機会に福知山にも足を延ばしてみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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