京阪神は上陸前から暴風に警戒を


六角堂 台風接近 8月

台風19号、10日夜現在、中心は静岡から関東方面へと向かう予想ですが、京阪神では上陸前から暴風に警戒が必要です。

台風の時は不要な外出は避ける台風19号は衛星画像ではやや衰えの気配が見えており、21時に920hPa、50m/sの解析で猛烈な勢力ではなくなりました。しかし、12日21時に御前崎付近で「945hPa」という予想が出ました。静岡でこの気圧はとんでもない数字。御前崎では2017年の台風21号による952.6hPaが1932年以降で最も低い気圧ですが、それを更新するかもしれないという記録的な勢力で上陸する見込みです。

鞍馬山中台風が大型のため、広範囲で暴風のみならず、雨も尋常ではなく降る見込みで、大雨に伴う洪水、土砂災害、さらに高潮に厳重警戒が必要。時中になれば短時間に状況が大幅に悪化してきそう。特に関東にとっては最悪コースで、北関東を含む関東一円で甚大な被害が発生する恐れがあります。さらに北陸や東海、近畿、東北に至るまで災害リスクがかなり高く、どこを見ても「危険」な状況です。台風の中心から離れていても安心ではありません。台風が近づく前(遅くとも12日夕方まで)に避難を完了して下さい。死者が100名を超えてしまってもまったく不思議ではありません。何よりも命を守って下さい。

京都御苑また、京阪神は日本海側から吹き込む「北寄りの風」が強まりますが、台風の位置関係や地形の関係で「上陸前の12日夕方~夜のはじめ」に最も風が強まる見込み。台風の上陸前というのが油断を生みやすいですが、12日夕方には外出を避け、厳重に警戒をして下さい。2017年の台風21号は超大型のまま950hPaで静岡に上陸しましたが、京都では52年ぶりの暴風が吹き、北風がぶつかった鞍馬山では倒木被害が多数発生しました。府立植物園も倒木で休園となりました。今回も危険な風が吹く恐れがあります。進路に当たる東海・関東以外でも、油断をせず、警戒を行って下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。


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